カップ種類について

まず家具で使われるスライド丁番を大きく分けると
26カップ、35カップ、40カップ
数字は扉に空いてる丸い穴の直径です。

被せ種類について

インセット、アウトセットで分かれアウトセットで扉がどれくらい重なってるのか、即ち被せ量と言います。
インセットとは扉が閉まった状態で横から見て扉が見えない本体に入り込んだ仕様の事を言います。

アウトセットは扉が閉まった状態で横から見て扉の木口が見えます。
また正面からみて吊元が重なってる量を全かぶせ、半かぶせで分けますが基本的には数字で見た方が良いでしょう。

開き角度について

扉を開けれる角度になり多くが94度開きで150度、175度などメーカーによって変わります。
角度が大きくなるにつれて丁番本体も大きくなり取付スペースを考量しなければなりません。

キャッチについて

扉が自動で閉まり、閉まった状態を保ってるのをキャッチ付と言います。
逆にテンションがかかっていないのをキャッチ無しと言い磁石などの金物で閉まった状態を維持します。


最後にスライド丁番の種類を上記の説明に伴って呼ぶときは、例えば「35カップ全かぶせキャッチ無し」カップ穴の直径が35mmで扉の被せが大きいキャッチ無しと捉える事が出来ます。
開き角度は基本的には95度で広角の場合は別途伝えるのが望ましいです。

分からない時は写真を添付にてお問い合わせ下さい。